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4年半にわたってずっと迷っていたことに ようやっと、終止符を打つことができた。 「病と死」についてである。 今私が1番怖れていることは、病である。 それも 死に至る病。 病によって引き起こされる苦痛もいやであるし また、病院での検査治療もいやなのである。 自分の命の期限を知らされ 呆然とすることだって恐ろしい。 まんじりともせずに 夜明けを待つのもいやだ。 病院で迎える夜明けほど 淋しいものはない。 自分自身を考えてみるに 人からは神経質だ、悲観的だといわれているけれど、 根本的には非常に楽天的である。 どんな状況にあっても、良くなることしか考えない。 必ずうまくいくと自分に言い聞かせて進むタイプである。 その楽観的な考え方はどこから来るのか自分でもよくわからないが どういうときにおいても、必ず何処かに光を見つけだそうとする。 しかし、病の前では 自分自身どうなるだろう。 為す術がないのではないだろうか。 その状況をどうとらえてどう残りの時間を使っていいのか 分からなくなるであろう。 今まで 必ず事態は好転する!と考えて生きてきた自分にとって 初めてぶつかる難問になるだろう。 治らない病気だときかされ、終わりに少しずつ近づくとき 私は一体何を思うだろう。 意気消沈して 投げやりになるだろうか。 それとも「必ず治してやる!」と意気込み、治療に専念するだろうか。 実際そのような状況になっていないので 想像するしかなかったのである。 ・・・・けれど昨夏、ふと思い当たったことがある。 私は仏教徒である故 生命は永遠であると思っている。 生死をくり返すと思っている。 永遠の生命であるならば、この私自身の生命というものも 今まで幾度となく生死を繰り返してきているはずである。 この私のことだ。 きっと過去世においても 死について あれこれ悩んだろうな・・と思った。 法華経では 自分の欲する時に 欲する場所に そして欲する姿で生まれてくることができると説く。 そうであるならば 来世において、私は娘のすぐ近くに生まれてこようと思った。 姿形は違えど、娘を守るという役割は果たしていこうと思った。 そう思ったら、心が軽くなった。 娘を1人遺していくのは辛かったのだ。 これから先、自分の人生において どのような事が待ち受けているか分からない。 けれど 折角生きているのだから完全燃焼したいと思う。 そしていろんな事に迷い、 悩みながらも健やかに生きていたい。 元気な時にも、そして病む時にも。 その病が決して癒えることはなく 命の期限を知らされても。 もうこれ以上の治療は無理だといわれても、精一杯生きていたい。 それが私の人生なのだから。 ・・・・・そうは言うものの、病は恐ろしい。 それ以上に 死は恐ろしい。 けれど、この世の生が終わっても 次では 又新しい生が待っている。 忌み嫌うべき「死」さえも、天の計らいではないかと思う。 次の人生で 今以上に活躍していくために。 そしてまっすぐに生きている限り 生まれ変わるその度に 幸せになっていくと思う。 人は皆 自分の使命を持って生まれてくる。 この世での生が終わると言うことは 自分のなすべき事が終わり、次の生での仕事が待っているということである。 母がよく言っていた。 「だから ゆっくり死んでなんかいられないのよ!」 ちゃっちゃと生まれ変わってきて この世での次の仕事をしなさいということなのだろうか。 おお、なんと せわしない生死観(笑)! どんなことが待ち受けていたとしても その中から必ず 何らかの意味を見つけだそう。 ちっぽけかもしれないけど 自分なりに頑張って生きていきたい。 人生において起こる全てのことを 自分の人生そのものを、 天からの贈り物と思って。
by miyamagakure
| 2011-02-23 14:05
| 日々の徒然
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