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連日の疲れが出たのか、ちょっと臥せっております。 今日は無理せずにゆっくりせねばと思い床の中で本を読んでおります。 黒岩重吾氏の「古代浪漫紀行」。実にわかりやすく書かれてあります。 サクサクと読めますね。 いや、「サクサク」だけならまだしも今度は「ワクワク」してきましてね。 眠れなくなりました。(T‐T) 中に書かれてあります「邪馬台国東遷説」に対しましては ちょっと首を傾げざるをえないけれど 非常に面白いタッチで書かれてありました。 ふと思ったのですよ。 タイムマシンなるものがあったら、真っ先に「邪馬台国に行こう」とね。 邪馬台国の位置、卑弥呼の肉声、近隣諸国との関係。 そして「親魏倭王」の金印の在処。知りたいことは山ほどあります。 もし邪馬台国に行けたら 魏に貢ぎ物を捧げるとき せめて「男女それぞれの生口」は除外するように また、卑弥呼が亡くなったとき、多くの人々が殉死せずにすむように。 そんな風に(可能で有るのなら)進言してみたいと思いました。 「生口=奴隷」として、見知らぬ国に「貢ぎ物」として 送られる人々のことを考えたら辛くなりました。 言葉も通じないような異国に連れていかれ、 どんなにか心細かったろうと思います。 「殉死」にしたって そう。 みんな本当は もっと生きていたかっただろうと思うのです。 タイムマシンに乗って古代に行けたとしましても、 それはあくまで「片道切符」であって 2度と現代には戻ってこれないということでしたらどうでしょう。 それでも 私は「タイムマシンに乗ってみたい」と思うでしょうか。 ・・・・そう思うかも知れません。 で、実際1人でマシンに乗ってしまって古代に行くのかも知れません。 そしていったい何の記録を残すのでしょう。邪馬台国の位置でしょうか。 位置を残すなら どういう方法で残すのでしょうね。 今のように ○○駅から歩いて15分。・・・ありえませんね、そんなこと(笑)。 川を目印にしたって川の流れそのものも変わっていく。 そうしましたら 目印は山になるのでしょうか。 でも、位置を記録として残してしまったら 後世において「邪馬台国論争」なるものがおきませんよね。 それはそれでちょっと詰まらないかな なんて思うのです。 この本だって「古代浪漫紀行」ではなく「古代観察紀行」になってしまいますね。 位置を残すくらいなら いっそのこと「卑弥呼の声」を残してはどうでしょう。 それも「女王」としての声ではなく、「1人の女性としての言葉」を。 彼女は「巫女」としてだけ生きていたかったのではないと思うのです。 できることなら 彼女と花や木について 女性としての夢について ほんの少しでもいいから語り合ってみたいと思うのです。 もちろん、彼女のそばには「護衛の者」がいるでしょうから 不可能なことではあるのでしょうけれど。 卑弥呼の言葉だけ残してその国の位置を残しておかなかったら またまた後世において 「言葉残す暇があったなら、どうして位置を書き残さないのだ! 中途半端なことをしてはいけない!」などとお叱りを受けるでしょうね(笑)。 でも 古代日本における黎明期 魏や、そのあとに興った西晋など諸外国との関係を考慮しつつ、 国内においては幾度も戦乱をくぐり抜け まさに激動の時代だったわけです。 そんな時代に我が身を置いてみたいという気持ちもあります。 そして古代邪馬台の楼観に立ち 国の様子を眺めてみたい。 夜には1人 星空を見上げてみたい。 ・・・・古代邪馬台で過ごす夜とは 一体どのようなものであったのでしょう。 NOION
by miyamagakure
| 2007-08-05 10:34
| 日々の徒然
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