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家にても たゆたふ命 波の上に 浮きてし居れば 奧処知らずも 万葉集 巻17 ・・・・万葉集の中で最も心動かされた歌は?と問われれば 上記の歌を挙げることと思う。 生死の海を 独り往かなければならぬ身を思い 私たちはいったいどこへ向かうのかと 夜中にふと 思うことさえある。 どこにいても、どこに逃げても 生老病死の苦しみは常についてまわるのだ、と。 ・・・・愛読する萬葉集古義より抜粋。 現代のどんな解説書よりも 心に響いてくる。 家爾底母 多由多敷命 浪乃宇倍爾 宇伎底之乎禮八 於久香之良受母 いへにても たゆたふいのち なみのうへに うきてしをれば おくかしらずも 歌ノ意、家はたしかなる住居なるすら、身命は定めがたきものなるに まして浪ノ上に浮びて居れば、いとど奧処しらず、 一すぢに危ふくおぼつかなし、となり、 さて命の定めがたきを、浪の縁に、多由多敷とは云るなり 萬葉集古義 7
by miyamagakure
| 2011-06-17 22:30
| 和歌
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