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退院してきてからというもの 精神的にまことに忙しない日々を送っている。 再発のことを思えば のんびりと過ごしてはいられない。 今のうちに出来ることを・・・と思うあまり 焦りの気持ちも出てきている。 1月末には葬祭会館での打ち合わせ。 お元気な方々から見れば 一体何を焦っているのだと 半ば滑稽に見えるかも知れないけれど 出来るときに出来ることをしておきたい。 幸運にも再発せずに生きられたら その時にこそ「無駄なことしてたね」と家族で笑いあえばいい。 むしろ・・・笑い話になることを祈るのみ。 娘の長襦袢の用意を始めた。 訪問着については数年前に仕立てていただいたので あとは長襦袢、小物の準備である。 同時に色無地の用意も始める。 これについては娘とともに京都に行き、白生地を染めていただく。 ・・・もしも私が入院、再手術となれば とても着物のことにまで手が回らなくなるだろう。 そして万一、私がいなくなったあと パパと娘はどうやってお嫁入りの着物を揃えるのだろう。 おそらく右往左往するのではないだろうか。 そんなことを考えると辛くなってくる。 娘にそんな心細い思いなどさせたくない。 こうやって、万一に備え様々なことをするのも ひとえに自分が強くなるため、である。 外堀をきっちりと埋め、母としてやるべき事を終え やがて来る病に対し「来いやー!!」と迎え撃つための 私なりの方法なのだと思う。 決して後ろ向きになっているわけではない。 し、しかし、いい年をした女性が 「来いやー!」だなんて、それはちょっと・・・と 自分でも思うのだけれど(笑) でも、それが今の正直な気持ちかな。 いったん再発してしまえば死を待つしかない。 100万人に1人の発症率。 白状すれば・・ 何で私なんだ?と思う。 まだ45歳。 そんなんで死ななあかん、ておかしいやろ、というのが 本当に正直な気持ちである。 諦めない、というよりも 諦めたくない。 だから、万一再発したときに がくっと気落ちしないよう、 母として、妻としてやるべき事をきちっとやっておく。 後顧の憂いのないよう ひたすら 病気との闘いに専念できるように。 それが自分なりの闘い方なのだと思う。
by miyamagakure
| 2012-01-23 17:09
| 日々の徒然
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